緑茶の効能

多くの日本人は緑茶を毎日飲みます。食事の時、食後、おやつと一緒に、仕事の後に..緑茶は美味しいだけではなく、身体にもとても良いことはよく知られています。

green tea

緑茶が身体に良いわけは…

  1. 緑茶は身体を守ってくれる。緑茶は身体の酸化を防ぐポリフェノールをたくさん含み、身体の細胞のダメージから守り様々な病気から守ってくれます。
  2. 緑茶は脳の働きを活発にする。緑茶に含まれるカフェインは脳の働きを改善します。また、緑茶に含まれるLテアニンは不安な気持ちを取り除き、行動や感情をコントロールし、やる気を生み出すドーパミンを増やします。また、カフェインとLテアニンの相互作用で脳の働きをより活発にすることが分かっています。
  3. 緑茶はエネルギーを高め、肥満になるリスクを下げる。いくつかの研究で、緑茶は新陳代謝を高め、脂肪燃焼に効果があるという結果が出ています。(ただし個人差もあるようです。)
  4. 緑茶はがんになるリスクを下げる。緑茶は細胞を酸化ダメージから守る抗酸化作用があり、緑茶をよく飲む人は、様々なガンにかかるリスクが低いことが証明されています。
  5. 緑茶はアルツハイマー病やパーキンソン病にかかるリスクを下げる。緑茶に含まれるカテキンが神経細胞を保護し、アルツハイマー病やパーキンソン病にかかるリスクを下げることがいくつかの研究で分かっています。
  6. 緑茶は歯を守る。緑茶に含まれるカテキンは殺菌作用があり、感染のリスクを減らします。口の中の菌の繁殖を抑え、口臭を予防します。
  7. 緑茶は2型糖尿病のリスクを下げる。緑茶はインシュリン感受性を改善し、血糖値を下げ得ることが幾つかの研究で分かっています。
  8. 緑茶は心血管疾患のリスクを下げる。緑茶はそうコレステロール値と悪性コレステロール値を下げ、緑茶をよく飲む人は心血管疾患にかかる率が低いことが研究で証明されています。

また、緑茶をよく飲む人は長生きすると言われています。

teapot

ところで、緑茶の正しい淹れ方は知っていますか?紅茶とは違い、沸騰したお湯は緑茶には向きません。その代わりに、少しだけ冷ました80度程度のお湯を使います。1カップに小さいスプーン1杯程度の緑茶の葉を使い、お湯をゆっくり注ぎ、数分間蒸らします。お茶がお好みの濃さになったら葉を濾します。茶葉を置いておけば置くほどお茶は苦くなります。

tea pot

緑茶の味は生産地によって変わります。茶葉は、より高級であるほど味がまろやかで美味しくなると言われています。品質の良いものは、ほのかに甘くて繊細な風味がありますよね。美味しい緑茶のある日本はとても恵まれていると思います。色々な種類を試して、お気に入りの茶葉を見つけてみてはいかがですか?