加熱に適するオイルと生食に適するオイル

今ではスーパーに行くと様々な種類の食用油を見かけるようになりましたが、それぞれ加熱に適するもの、生食に適するものがあることを知っていますか?主な違いの理由としては「発煙点」が挙げられます。発煙点とは油を加熱した時に油が分解され、その物質が焦げて煙を発する時の温度です。この発煙点に達した油は、苦い味や臭いを生むだけではなく身体に有害な発がん性物質も生み出すと言われています。様々な種類の油の中でも、発煙点が高いものは加熱に適し、低いものはサラダのドレッシングなどに向いていると言えますね。

olive oil

比較的発煙点の高い油はこちら…

パンプキンシードオイル

未精製フラックスシードオイル

未精製べにばな油

未精製ひまわり油

未精製コーン油

エキストラバージンオリーブオイル

未精製ピーナッツ油

未精製大豆油

未精製くるみ油

麻の実油

バター

キャノーラ油

ココナッツオイル

未精製ごま油

ラード

マカダミアナッツオイル

以下が比較的発煙点の高い油です。

精製キャノーラ油

綿実油

グレープシードオイル

バージンオリーブオイル

アーモンドオイル

ヘーゼルナッツオイル

ピーナッツオイル

ひまわり油

精製コーン油

パーム油

精製大豆油

精製ピーナッツ油

米ぬか油

アボカドオイル

コーン油

cooking oils

ココナッツオイルは比較的発煙点が低いのですが、飽和脂肪酸が高いため加熱にも適しています。

私は個人的にエキストラバージンオリーブオイルをサラダドレッシングに、ココナッツオイルとアボカドオイルを加熱用に使うのが好きです。どちらも、どこでも手に入りやすいことと、値段がそれほど高くないからです。時々パンプキンシードオイルやヘーゼルナッツオイルもドレッシングに使って、ナッツの香りを楽しんでいます。皆さんのお気に入りの油は何ですか?